Blackboard

Blackboardは複数の変数を管理し、グラフ間の値の受け渡しや一時的な値の保持を行います。

Blackboardを内蔵する機能

使用できる変数の型について

Unityがシリアライズに対応している型が変数に使用できます。
詳細はUnity - Manual: Script serializationを参照してください。

UIの説明

(A)ツールバー

変数の追加ボタンと名前の検索フィールドがあります。

(B)変数の名前

変数の型の種類アイコンと名前です。

(C)変数の値

変数の値の編集フィールドです。

操作方法

変数の作成

  1. ツールバーの「+」ボタンをクリック
  2. 型選択メニューのツールバーにある変数の種類ドロップダウンでSingleListを選択
    Listにするとリスト(可変長配列)の変数を作成できます。
  3. 型選択メニューで型を選択。
  4. 変数が作成され名前の入力モードになるため、名前を入力。
  5. Enterキーで確定。

変数の削除

以下のいずれかの方法で削除できます。

  • 変数の名前を右クリックし、メニューからDeleteを選択
  • 変数を選択しDeleteキー

変数アクセス

アクセス方法

アクセス方法 イメージ 説明
Get
変数の値をOutputDataPortに出力します。
Set
InputFieldから受け取った値を変数に格納します。
Event
変数の値が変更された際にイベントを受け付けるEventComponent
イベントが来た際に変数の値をOutputDataPortに出力し、イベントが来たことをノードに伝えます。

操作方法

グラフから変数にアクセスするには、変数をアクセスしたいグラフをLogic Editorで開く必要があります。

アクセスするには以下の方法でノードやノードコンポーネントを追加してください。

サイドパネル

  1. サイドパネルのBlackboardタブを選択する。
  2. Blackboardの種類のタブを選択する。
  3. 変数をドラッグ開始
  4. グラフビューにドロップ
  5. ノード作成ニューからノードの種類を選択。
  6. (ComputeノードでのGetアクセス以外)ノードが作成されると、ノードの名前入力モードになるので名前を入力。
    Enterキーで確定。

ノード作成メニュー

  1. グラフビューSpaceキー
    あるいは右クリックし、メニューからCreate Nodeを選択。
  2. ノード作成メニューの検索欄にVariablesと入力
  3. アクセスしたい変数とノードを選択。
  4. (ComputeノードでのGetアクセス以外)ノードが作成されると、ノードの名前入力モードになるので名前を入力。
    Enterキーで確定。

コンポーネント追加メニュー

  1. Stateノードなどのノードコンポーネントリストの「+」ボタンをクリック。
  2. ノードコンポーネント追加メニューの検索欄に「Variables」と入力
  3. アクセスしたい変数とノードコンポーネントを選択。